施設協議会の活動について

ごあいさつ

令和4年度の総会におきまして会長に任命されました小倉雅です。
本会は2004年3月に発足し、池田哉鹿児島県医師会会長が、18年もの長きにわたり本会会長職を務めていただきました。この18年間、池田会長のご指導のもと、本会の活動は、発足以来、数段の発展を遂げてきたと実感しております。
特に、平成25年10月に開催した10周年記念大会を機に、多職種が参加して医療機関や職種間の連携の充実を図ることができたと思います。これからは不肖、私が引き継ぎをさせて頂き、至らないところも多々あると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

さて、早いもので来年度は本会も設立20周年を迎えます。
20周年記念事業実施に向け、新執行部発足直後に準備委員会を立ち上げました。
テーマは「『闘うリハビリテーション』どう創る鹿児島のリハビリテーション」として、「2025年、2040年問題と大きな変革を迎えるこの時期に、これまでの活動を振り返り、目指すべきリハビリテーション医療とは?そして鹿児島県全体の地域づくりをどうするか?現状を理解し今後の課題について考える機会にする。」ことをコンセプトに企画を進めております。
また感染症対策に考慮し、ハイブリッド形式での開催を予定しておりますので、より多くの方に参加していただければと思っております。

本会は設置理念を「リハビリテーション関連の医療機関及び介護老人保健施設、その他施設におけるリハビリテーションの向上を図るとともに、本県におけるリハビリテーションの普及・啓発を目指す。また、リハビリテーション医療機関等の相互の連携・融和と発展を目的とする」と掲げ、

  1. 鹿児島県医師会と綿密な連携を保ちながらリハビリテーションの今後の役割と将来的方向性について検討するとともに、リハビリテーション施設の存在意義と経営基盤を確立する。
  2. リハビリテーション施設に関する最新の情報の収集に務めるとともに、会員への速やかな情報の伝達を行う。
  3. 会員相互の連携と親睦を図り、組織の拡大・活性化に務める。
  4. 理学療法士協会、作業療法士協会、言語聴覚士会、鹿児島県災害リハビリテーション推進協議会等リハビリテーション関連団体との連携を図り、十分な相互情報交換に務める。
  5. 地域リハビリテーション広域支援センターと連携を深めながらその活動を支援する。

以上5つの事業に取り組んでおります。
県民へ、より質の高いリハビリテーションが提供できるよう更に活動を活性化させて参ります。
不慣れで、皆様方にご迷惑をおかけする場面もあろうかとは思いますが、本会の益々の発展並びに鹿児島県のリハビリテーションの発展に微力ながら貢献したいと思いますので、ご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます。

令和4年12月
鹿児島県リハビリテーション施設協議会 会長 小倉 雅